TECHNOLOGY 技術紹介
注型
液体アクリル(モノマー)とアクリコンを攪拌し型に注ぎ、電気窯で熱と圧力を加え硬化させることで、アクリル製品を作り出す製造方法。再生材製作では、お客様から集めた廃材を粉砕しモノマーとブレンドして板を製作しています。色、大きさ、その後の切削作業によりさまざまな形を作ることができ、弊社の得意とする技術です。

封入
封入物を型にセットして液体アクリル(モノマー)とアクリコンを攪拌し型に注ぎ、電気窯で熱と圧力を加え固めてアクリルブロックを製作する方法です。封入物のデザインを強化したり装飾的な効果も持たせたりすることができるため、ジュエリーや1点もののオブジェ、トロフィー製作などに使われる技術です。

3D切削
立体的な形状を切削加工する方法。従来の2D切削が平面での加工に限定されるのに対して、3D切削では3次元空間での複雑な形状を精密に加工することができます。また、5軸加工機により複雑な形状を一度のセットアップで加工が可能。これまでの手法では不可能だった形状の製品を効率よく作成することができます。

接着
ジクロロメタンを使用した溶剤接着は主に注射器を使って貼りますが、液だれや気泡を抑えるには熟練の技術が必要になります。店舗ディスプレイに使用される組み立て物や箱物(化粧品ディスプレイや小物展示台)を製作する際に用いられる接着方法です。押出し材であればt20mmの厚さの板も接着可能です。

重合
2液性の接着剤を用いてアクリル素材を接合する方法。アクリルと接着剤が化学反応を起こし強い接着力が生まれ、接着剤が硬化することにより接合面が一体化して美しい仕上がりに。特に高い強度が求められる接着や、耐久性が必要な場合に用いられます。独自に調合した接着剤を使用し硬化が早く高い強度を実現しています。

曲げ
熱したヒーターにアクリル板を当てて曲げる技法です。主に小物のL型POPやコ型ツールを製作する際に使われます。熟練技術者の手作業による厚材の曲げも得意としており、遠赤外線ヒーターを使用しt10~40mmの厚材を曲げることも可能です。形が複雑なものは、型を製作して行う場合もあります。

印刷
アクリルにインクを吹き付けて印刷するインクジェット印刷を採用しています。印刷されたものをUVライト(紫外線)によって硬化させることでインクをすぐに定着させることができます。小さいドットを吹き付けて表現するため、「写真」や「グラデーション模様」表現に適しています。調色をして特殊な色を表現することも可能です。

仕上げ
プレナー、ダイヤ(鏡面機)、面取り(ルーター)、研ぎ出し(ヤスリ)などアクリルをより美しく完成させるために各工程ごと丁寧に仕上げ作業を行っています。最終工程のバフ研磨は、回転している布に加工面を押し当て研磨剤と布の摩擦で凸凹を滑らかにし光沢をもたせる加工方法です。すべて手作業で行っており最終的な仕上がりに大きく影響します。最終検品では、キズや異物、みがき残しがないかを一点一点細かく検品し、高い品質を維持しています。
